中高年からの生きがい探し

今後の人生を楽しく実りあるものにするために、「生きがい」を持ちたいですね。

仕事と家族のために自分を振り返る暇もなく、無我夢中で働いてきたという中高年の方は、少し立ち止まってみてください。

自分の人生を自分の手に取り戻すために、「生きがい」を探してみませんか?

生きがいとは何か?

「生きがい」という言葉は、日本独特のものらしいですが、人それぞれにより解釈の仕方も異なります。

ほんの些細な小さなことを「生きがい」と感じる人もいれば、大きな夢や目標を「生きがい」と感じる人もいます。

いずれにしても「生きて行くはりあい」「生きていることに対する充実感」につながる対象や行動が「生きがい」と言えるでしょう。

そして、今後の高齢化社会を幸せに生き抜いて行くためには、ひとりひとりが「生きがい」を持つことが大切です。

高齢者の生きがいを知る

中高年からの生きがい探しの参考に、現在の高齢者がどのようなことに生きがいを感じているかを知っておきましょう。

ある調査によると、高齢者にとって最も多く生きがいと感じているものは、「家族との団らん」となっています。

次いで「趣味・スポーツ」「食事・雑談」「テレビ・ラジオ」「旅行」「夫婦の団らん」などの順になっています。

生きがいのベースになっているのは、やはり「家族」と言えるのかもしれませんね。

中高年からの生きがい探しのヒント

中高年からの生きがい探しのためのヒントをあげておきますので、参考にしてみてください。

なお、生きがいはひとつである必要はありません。小さな生きがいから大きな生きがいまで、複数あったほうがそれだけ人生も充実してきます。

  • 家族
    夫婦や両親、子どもや孫との関係が円満な場合、それだけで大きな生きがいを手に入れていることになります。
    家族関係を見直し、しっかりとした基盤を築いて行きましょう。ペットもまた家族の一員として、生きがいになります。
  • 日常生活
    何気ない日常生活の中にも、小さな生きがいをいくつも見つけることができます。「朝、新聞を読むこと」「一杯のコーヒーを飲むこと」「季節を感じながら周囲を散歩すること」「おいしいものを食べること」など何でもかまいません。
    楽しみにしていることがあれば、それを生きがいにすることができます。
  • 仕事
    仕事が生きがいという中高年の方は、多くいます。
    しかし、できれば定年で終わってしまう仕事よりも60代、70代、80代まで続けられる仕事、充実感の持てる仕事を選びたいですね。
    そのためには、無理なく働けて、楽しくできる仕事がベストです。
  • 趣味
    好きな趣味をできるだけたくさん持ちましょう。
    趣味を生きがいにすることができれば、新しい発見があったり、新しい人間関係が生まれたりと、夢が広がって行きます。
  • 自己啓発
    「人間は、一生勉強」とよく言われます。常に自分を高めることに生きがいを感じる人は、人間としてますます輝きを増してくるでしょう。
    中高年から資格取得を目指す人、大学進学を目指す人、海外留学をする人もいます。
  • ボランティア
    「タイガーマスク現象」のように、見返りを求めず、誰かのためになるということは、大きな生きがいともなります。
    色々なボランティア運動に参加するのもひとつの方法です。
  • 目標を持つ
    「何年か後に家を建てる」「家のリフォームをする」「新車を買う」「個展を開く」「本を出版する」「ダイエットをする」など、何らかの目標を持つことは、大きな生きがいになります。

生きがい探しのための参考書籍

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生きがいについて (神谷美恵子コレクション)



自分の運命に楯を突け



LIFE SHIFT(ライフ・シフト)



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