インターネット株式投資の始め方
現代は、個人でも気軽にインターネット株式投資を始めることができるようになっています。
インターネットを利用して株式投資をすることを「オンライントレード」とも言いますが、株の売買に関する手続きは全てネット上で行うことができます。
ネットに接続できるパソコンさえあればいつでもどこでもできるので、最近は仕事を持っている中高年の方や、一般の主婦の方、定年後のシニアの方まで、インターネット株取引を始める方が増えています。
インターネット株式投資の手順
インターネット株式投資は、主に次のような手順で行います。
(1)端末を用意する
インターネット株式投資を始めるには、まずネットにつながった端末が必要です。
メインの端末としてデスクトップパソコンやノートパソコンを使用している方が大多数ですが、最近では、スマートフォンや携帯電話、タブレットを利用する人も増えています。
株の値動きをじっくりと見て判断するには、画面の大きなパソコンが適していますが、仕事の合間などに刻々と変化する市場の様子をチェックするには、モバイル端末のほうが便利と言えます。
(2)ネット証券講座を開設する
現在は、ほとんどの証券会社でオンライントレードが可能になっています。
次のような手順でネット証券講座を開設しましょう。
- ネット証券会社を選び、ホームページにアクセスする
- 資料請求のページで無料資料を請求する
- 郵送で届いた資料の中に、申込書が入っているので必要事項を記入する
- 本人確認書類を同封して申込書を返送する
- 証券会社より口座開設完了の通知が郵便書留で届く(ログインパスワードが記入されているので、忘れないようにどこかにメモしておいてください。)
(3)口座にお金を入金する
開設したネット証券口座に、銀行の窓口やATM、ネットバンキングなどからお金を入金します。
口座に入金された資金の範囲内で株の売買を行います。
(4)株式取引を開始する
入金が済んだら、いよいよネット証券口座のログインページから株を購入します。
株の注文の仕方には、指値注文と成行注文があります。指値注文は、希望の値段を指定して注文を出すという買い方ですが、より高い値段を出した人が優先されるため、その値段がつかないと取引は行われません。
一方、成行注文は、値段の指定はしないので指値注文より優先されて取引が行われますが、思わぬ高値で買ってしまうことがあるので注意してください。
実際に株を売買するときは、銘柄コード、株数を入力します。
多くの銘柄は1000株単位で売買できますが、ミニ株を扱っている証券会社なら、通常の売買単位の10分の1の単位で売買できるものもあります。
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