新しい仕事へ・中高年からの転職
中高年世代にとって仕事は大きなウェイトを占めます。
世界的にも厳しい雇用情勢が続いていますが、そんな中でより良い仕事へチャレンジしたいという希望を持っている中高年の方も少なくありません。
しかし、中高年からの転職や再就職は難しいのではないかという不安が一歩を踏み出すための大きな障害となっています。
中高年からの転職・再就職は困難か?
中高年からの転職や再就職は決して簡単ではありませんが、まったく希望がないわけではありません。
人材難の時代になっていますが、依然として企業側に人材を育てる余裕がないという情勢に変わりはないからです。企業側からすれば常に即戦力となる人材を欲しているわけです。
結論から言えば、何らかの実務経験を積んでいる中高年の方の転職・再就職は決して困難ではありません。
業務に即した資格を取得していれば、さらに有利になります。
現在は実務経験も資格もないけれど、何年か後に転職・再就職を希望しているという中高年の方は、計画的に実務経験を積んだり、希望職種に合った資格を取得するなど、一歩ずつ駒を進めてみてください。
年齢制限の壁を乗り越える
2007年10月1日から施行されているものに、求人募集や採用の時の年齢制限を原則禁じる「改正雇用対策法」というものがあります。
そのため、近年では求人広告にも「○○歳まで」といった募集年齢の表現はあまり見かけなくなりました。
しかし、「20代の方が活躍中」とか「当社の平均年齢は30歳」などの表現で、若い人材を募集しているということをそれとなくにおわせています。
また、「年齢制限なし」となっていても、実際に電話などで問い合わせてみると、「中高年の方はちょっと・・・」と断られるケースも多くあります。
それでも、企業は「即戦力を求めている」ということを忘れないでください。
年齢が理由で断られても、「何ができるか」「その企業にとって有益な人材になりうるかどうか」を自信を持ってアピールすることができれば、年齢制限の壁をあっさりと乗り越えることも可能なのです。
そのためには、人材紹介会社の「転職支援サービス」などを利用するのもひとつの方法です。
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