白髪はなぜ生えるか・白髪の原因
40歳くらいから、男性・女性ともに白髪が目立って来るようになります。白髪はなぜ生えるか、まずは白髪の生える原因を知り、これ以上増やさないようにしましょう。
白髪が生える原因
- 色素細胞の衰え
健康な黒髪は、毛母細胞の周囲にある「メラノサイト」という色素細胞がメラニン色素を作って髪の毛に色をつけているために生えて来ます。
しかし、加齢に伴い色素細胞が弱って来たり、髪が抜けるときに一緒に抜け落ちてしまうと、メラニン色素を作ることができず、白髪となって生えて来ます。
- 遺伝
先祖や両親が白髪の場合、その子や孫も遺伝により白髪になりやすいと言われますが、はっきりとしたことは解明されていません。
- 頭皮の環境
頭皮を不潔にしておいたり、乾燥気味だったり、脂質やフケが多かったりすると、そこから生える髪の毛の質にも影響し、白髪が増えやすくなります。
- 食生活
食生活の乱れにより、頭皮や髪の毛に必要な栄養素が不足すると、健康な黒髪を作る力が弱くなり、白髪の発生を加速させます。
特にカルシウム・亜鉛・アミノ酸・銅などの不足は、白髪を増やす原因になります。
- 紫外線
頭皮に紫外線を浴びると、色素幹細胞のDNAを損傷させ、白髪を発生させる原因になります。
- ストレス
昔から「苦労をすると白髪が増える」と言われるように、ストレスと白髪は密接な関係があります。
ストレスが過度にかかると、毛細血管が収縮して毛母細胞の働きが弱まるほか、ホルモンバランスが崩れたり、発毛サイクルが乱れて、白髪をたくさん発生させます。
- 病気
慢性の胃腸疾患や甲状腺疾患、貧血症などの病気がある場合や、薬の副作用で急に白髪が増えることがあります。
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