介護・福祉関連資格にチャレンジ

超高齢化社会を迎えた現代の日本では、介護・福祉関連資格を持った人材がまだまだ不足しています。

そんな中、40代、50代になってから介護・福祉関連の資格を取得し、人の役に立つ仕事をしたいという中高年の方が増えています。

40代、50代から介護・福祉関連資格に挑戦する

介護・福祉関連の資格は多種多様であり、40代、50代からでも十分に取得が可能です。
しかし、初めて介護・福祉関連の資格を取得するには、試験も易しく負担のかからない資格がおすすめです。

介護・福祉関連業界は慢性的な人手不足である上、年齢制限も厳しくないので、資格を取得してから転職・再就職を考えても十分に間に合います。

まずは体に負担がかからないような働き方を選びつつ、必要に応じてより専門的な資格を取得して行くようにすると効率的です。


中高年世代におすすめの介護・福祉関連資格

  • 介護職員初任者研修
    介護職員初任者研修は、介護職としての入門資格とも言えるもので、以前はホームヘルパー2級と呼ばれていたものです。
    各地方自治体や民間の養成研修機関が主催している講座を受講し、終了後に行われる簡単な筆記試験のみで取得することができます。
    身体介護、移動介助、家事援助などを行う介護職員初任者研修の資格は、中高年女性にも人気のある資格となっています。

  • 介護保険事務
    介護保険事務は、介護福祉の現場で多忙を極めるケアマネージャーを事務作業面でサポートするのが主な業務です。
    介護保険事務の資格は民間資格ですが、受講資格に制限はないため40代~50代の中高年の方でも十分に取得が可能です。
    特に事務作業が得意な方におすすめの資格です。

  • ガイドヘルパー
    ガイドヘルパー(移動介護従業者)は、障害者の方の外出を支援し、障害者の自立と社会参加を支援する資格です。
    ガイドヘルパーになるには、試験はなく、都道府県や政令指定都市が指定するガイドヘルパー養成研修を修了することにより、取得することができます。
    年齢制限もありませんので、中高年の方にもおすすめです。

  • 福祉用具専門相談員
    福祉用具に関する専門知識を持ち、高齢者や障害者など利用者にあった福祉用具の選定や相談を行う専門家が福祉用具専門相談員です。
    福祉用具専門相談員の資格を取得するには、厚生労働大臣が指定した「福祉用具専門相談員指定講習会」の講義と実習を全40時間受講すればよいこととなっています。

  • 福祉住環境コーディネーター
    福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者に対して住みやすい環境を提案するのが主な業務です。
    東京商工会議所が実施している福祉住環境コーディネーター検定試験を受験し、合格することにより資格として認定されます。
    福祉住環境コーディネーターは学歴・年齢・性別などの受験資格は特になく、誰でも受験することができます。

  • 介護福祉士(ケアワーカー)
    介護福祉士は、介護のプロとも呼べる国家資格ですが、身体的、精神的に障害があり、日常生活を営むのに支障のある方に対して、自立した生活がおくれるように支援するのが主な業務です。
    中高年の方が介護福祉士の資格を取得する場合は、3年以上の実務経験を積んだ後に受験するか、介護福祉士資格取得講座で介護福祉士の受験資格を得る事をおすすめします。

  • サービス介助士(ケアフィッター)
    サービス介助士とは、高齢者や体の不自由な方をお客様として迎えるための介助技術を、NPO法人「日本ケアフィットサービス協会」が認定する民間資格です。
    通信講座を受講し、実技教習を経て検定受験に合格する事により取得する事ができます。
    サービス介助士の受験資格は特にありませんので、誰でも受験することができます。

  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)
    介護支援専門員は、通称ケアマネジャー(略称ケアマネ)とも呼ばれる国家資格です。
    実務経験が必要な資格であるため、中高年世代の方が介護支援専門員の資格を得るには、じっくりと腰を据えて取り組む必要があります。
    介護のプロとしてレベルアップしたいという方におすすめの資格です。

介護・福祉関連の資格取得を目指す方へ

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